日本代表MF本田圭佑を狙うミランに希望の光だ。CSKAモスクワがスパルタ・プラハFWバーツラフ・カドレツを狙っているという。これが本田の放出につながるかもしれない。一方で、ポルトガルでは、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が、ベンフィカFWオラ・ジョンを狙っていると言われている。

今回のロシアからの知らせは、朗報だ。『イズベスチヤ』によると、CSKAがカドレツ獲得に迫っているという。彼の加入は、本田の移籍を容易にするだろう。ミランはすでに急いでいないことを知らせている。ガッリアーニ代表取締役は先日、「チャンピオンズリーグのメンバー登録リストを出す最後の日まで本田獲得を目指す」と話していた。

だが、ガッリアーニは本田獲得だけで止まらないのかもしれない。直近になり、ポルトガルからは、ジョンに関心を抱いているとの報道が浮上している。ガッリアーニ代表取締役がオファーを準備しているというのだ。

なお、ジェノアとの共同保有だったMFケヴィン・コンスタンについては、ミランへの完全移籍が決まったようだ。ミランとジェノアの幹部が25日に会談して決めている。26日にも選手の代理人とミランが会談し、合意に達した。だが、代わりにジェノアに完全移籍するMFロドニー・ストラッサーについては、リヴォルノやレッジーナからのオファーがあり、レンタル移籍するかもしれない。