ゼニト・サンクトペテルブルクDFドメニコ・クリッシトが、28日のシエナとの練習試合で負傷した。ルチアーノ・スパレッティ監督はすぐに「彼のケガはとても深刻なものだ」とコメント。さらにその後、選手本人もツイッターで次のように認めた。

「残念だけど、僕は今日、ひざをひどくひねってしまった。手術を受けなければいけないだろう。この日々がすぐに過ぎ去ることを願っている」

さらに、クリッシトはジェノア時代のクリッシトのチームメートであるパルマFWラッファエレ・パッラディーノに対し、「前十字じん帯と側じん帯だ。これも仕事のうちだよ…」と応えている。

ロシアリーグはまだウィンターブレイクにあり、ゼニトはイタリアでトレーニングをしている。そして28日、シエナとのフレンドリーマッチを行った。その試合で、クリッシトは左ひざを負傷してしまったのだ。

スパレッティ監督は試合前の記者会見で、クリッシトのコンディションが完璧ではないと話していた。だが、FWミケーレ・パオルッチと衝突して倒れたクリッシトは、担架で運ばれることに。まだ検査は受けていないが、本人のパッラディーノに対するコメントで分かるだろう。

クリッシトは6カ月ほど離脱しなければならないと見られる。6月のコンフェデレーションズカップも欠場することになるだろう。八百長事件への関与が疑われ、夏のEUROに出られなかったクリッシトは、イタリア代表の座を取り戻していたばかりなのだが…。