ユヴェントスは24日のコッパ・イタリア準々決勝でローマと対戦する。出場機会が多かった選手たちを休ませるのに良いテストであると同時に、何よりもリーグ後半戦を見据えて、控え選手たちのコンディションをテストするのに良い機会だ。

FWアレッサンドロ・デル・ピエーロを先発で見る機会であり、FWマルコ・ボッリエッロのデビューの機会でもある。一方で、MFシモーネ・ペペやMFクラウディオ・マルキージオ、FWファビオ・クアリアレッラといった負傷者に続き、FWエライロ・エリアもじん帯を痛めて再び欠場となる。

ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督は、ローマのルイス・エンリケ監督を称えているが、ユーヴェはラウンド突破を望んでいると語った。

「変更はあるだろう。ケガのこともあるし、出場機会が少ない選手たちに、素晴らしい試合を戦う機会を与えるためでもある。中盤や守備陣の人数は限られているから、変更にも制限はあるがね。マルキージオができるだけ早く戻ってくるように願っている」

「この2年間のコッパ・イタリアで、ローマは我々を我々のホームで下してきた。これは準々決勝なんだ。我々は勝ち進みたいと思っている。シーズンの目標について、特にどれと選んではいないんだ。我々はすべてを狙う」

「私は何か月も前にL・エンリケ監督を称えたが、彼の仕事の成果は目に見えているはずだ。仕事をすれば、結果を得ることができる。ローマもそうだ。ローマにはアイデンティティーとプレーのアイディアがある。どのチームにもあるものではない」

「(マルコ・)ボッリエッロと(アレッサンドロ・)デル・ピエーロ? それぞれ先発するかどうかは、今日の練習次第だ。エリアは今日、足を引きずって練習場に来た。じん帯の挫傷によるものだ。ドクターからは使えないと言われた。インターネットが許してくれるなら、だけどね(エリアは先日『ツイッター』で「調子は良い」とツイートしていた)」

「エリアとはまた話をしたよ。彼は適応と言葉に苦しんでいる。多くの選手にあったことだ。(ミシェル・)プラティニ、(ジネディーヌ・)ジダン…私もユーヴェでの1年目は眠っていた。すべての選手にとって言えることだが、有益な存在であることを示した者をプレーさせようと、私を納得させなければいけない」