レッチェは18日、MFジャメル・メスバフをミランに完全移籍で放出したことを明らかにした。この取引で、ミランからレッチェにレンタル移籍していたMFロドニー・ストラッサーがミランに復帰し、ミランの若手FWダビド・スペツィアーレの共同保有権をレッチェが取得している。同選手は来季からレッチェへ移籍するとのことだ。

日本では、ミランがボルシア・ドルトムントMF香川真司の獲得を打診していると報じられた。来夏の移籍の可能性を探っているという。

一方、ユヴェントスはFWアマウリの移籍に向けてフィオレンティーナと会談。だが、18日の会談では話がまとまらなかった。会談終了後、同選手の代理人であるジャンピエロ・ポチェッタ氏は、『ガゼッタ』に次のように話している。

「まだ合意には達していない。詳細が残っており、近いうちにまた会談して解決したいね。今のアマウリが優先しているのは、すぐにプレーできるチームを見つけることだ」

ラツィオではFWジュゼッペ・スクッリが古巣ジェノアへ復帰した。ジェノアが発表している。また、ローマはフルミネンセMFマルキーノの獲得に近づいた。選手とは合意しており、「出発が待ち遠しい」とコメントしている。だが、クラブ間で合意できるかが問題で、ローマはレンタル料の割引を求めている。現時点では、45万ユーロ(約4400万円)のレンタル料で、350万ユーロ(約3億5000万円)での買い取りオプションがつけられるようだ。

ラツィオやローマ、ジェノアの関心が報じられたサンパウロMFカセミロだが、クラブは「レオン監督と話し合った結果、我々はカセミロをもう売らないことに決めた」と残留を強調している。サンパウロの会長は前述の3クラブとの交渉も否定おり、「2012年にカセミロは再び輝く。素晴らしい選手だからだ」と語った。

また、ウディネーゼのファブリツィオ・ラリーニSD(スポーツディレクター)は、『ラジオCRC』で、DFメフディ・ベナティアのナポリ移籍を否定した。ナポリからペスカーラへレンタル中のMFロレンツォ・インシンニェの代理人は、ウディネーゼとナポリがトレードに動いていると発言したが、ラリーニSDは否定している。