インテルMFエステバン・カンビアッソが6日のキエーヴォ戦に欠場することとなった。ふくらはぎの痛みは続いており、リスクを冒すところではないからだ。現時点で、検査では深刻な損傷ではないことが分かっている。そのため、慎重を期して休みを取れば、カンビアッソは短期間で回復できるはずだ。キエーヴォ戦でカンビアッソを起用することは、本格的な肉離れを引き起こす危険につながる。

インテルはMFサリー・ムンタリが負傷し、さらに若手のレネ・クリンもキャンプ先のアラブで受けた足首の打撲から回復していない。また、デヤン・スタンコビッチとチアゴ・モッタが出場停止なため、インテルの中盤は緊急事態に陥っているが、やむを得ないことだろう。

いつものようにキャプテンのMFハビエル・サネッティと、もう一人はパトリック・ヴィエラに頼ることとなる。もちろん、ヴェスレイ・スナイデルも含まれる。ただ、彼は攻撃を任されるのであり、ポジションを少し下げることも可能だが、ボールを奪うことを義務づけられることはないだろう。中盤での運動量が豊富で、サイドを生かすキエーヴォの特徴を考えれば、インテルにとって2010年の初戦は心配しなければいけない一戦となり得る。