クラブW杯決勝の対エストゥディアンテ戦。後半終了間際に奇跡の同点ゴールを決めたペドロ。準決勝の対アトランテ戦でも3点目となる駄目押しゴールを決め、今シーズン6大会でゴールをマークするという歴史的記録を残しているが、そのペドロがスペイン代表に招集される可能性が出て来た。

 ペドロの実力を常に評価してきたグアルディオラ監督は、彼をスタメンで起用することも多々あるが、バルサのサテライトにあたるバルサのBチームから昇格したばかりのペドロがスペイン代表のW杯メンバー23名の一人になる可能性があると予想した人はいなかったであろう。

 スペイン代表のデル・ボスケ監督は、「ペドロは23名の候補の一人。エストゥディアンテ戦の同点ゴールがなかったとしても彼はその中にいた。FWのポジションはたくさん選手がいるが、6人に絞ってその中から選ぶつもり」とペドロが代表候補に入っていることを認めた。大事な場面でゴールを決めてくれる頼れるアタッカー。今のペドロならW杯メンバーにスペイン代表として選ばれても不思議ではない。

(スペイン通信)