リーガ第21節、ヌマンシア戦で勝利(0−2)したR・マドリー。先制点を叩き込んだのが偉大なキャプテン、ラウールだ。R・マドリー最多得点記録ディ・ステファノの307ゴールにラウールが並んだ瞬間だった。

 ラウールはリーガ503試合出場214ゴール、CL123試合出場64ゴール(CL歴代最多得点)、国王杯35試合18ゴール、スペインスーパー杯12試合7ゴール、ヨーロッパスーパー杯4試合1ゴール、インターコンチネンタルカップ3試合1ゴール、クラブW杯4試合2ゴールをマークしている。

 さらにリーガで2度ピチチ(得点王)に輝き、チームのCL3回優勝、リーガ優勝6回に貢献してきた。スペイン代表でも102試合出場44ゴールは代表歴代最多得点だ。1994年11月5日対A・マドリー戦でリーガ初ゴールをマークしたラウール。14年間ゴールを獲り続けたミスターR・マドリーは、これからも強かにゴールを狙い続ける。

 最多得点記録まではあと1ゴール。さらに同じくディ・ステファノが持つリーガにおけるチーム最多得点までもあと2ゴールと迫っている。頼れるキャプテンの活躍がR・マドリーを変える大きな原動力となるかもしれない。

(スペイン通信)