東日本大震災発生から間もなく半年の時間が経過する。震災復旧・復興対策は何よりも優先して立案され、予算化されて実施されてこなければならなかったが、まだ、その立案さえ実現していない。政府の対応の遅れは万死に値する。野田政権が発足してようやく第三次補正予算が編成されることになる。本格的な復興政策は第一次、第二次補正予算には盛り込まれなかったから、第三次補正予算で初めて具体的政策が講じられること