――この映画は"人生を賭けた騙し合い"というテーマを持っていますが、皆さんは自分を騙されやすいタイプだと思いますか? 騙すほうが得意なタイプだと思いますか?

成海:うーん…。騙されやすいタイプだと思います。嘘は全然つけないです。嘘をついてる段階から笑っちゃうので。

玉山:僕は、自分は得意だと思って結構嘘をつくんだけど、意外とすぐばれちゃう、みたいな感じですね。

山田:僕も(玉山さんと)同様で、ダメですね。

玉山:え、孝之うまくない?

山田:え、ウソ? なんか、嘘ついた?俺。

玉山:ついてないけど・・・何か。

山田:じゃあ、わかんねーじゃん(笑)。

――皆さん、どちらかというと騙されやすいタイプということで(笑)。「こういう人だったら騙されても良い」はいますか?

玉山:基本的に、騙されたくはないんですけどね。あ、でも、久美ちゃん(主演の麻生久美子)だったら騙されてもいいかなと思っちゃいますよね。

山田:まあ、綺麗な女性だったらあんま悪い気はしないですよね。

――皆さんが特に気に入っているシーンはどこですか?

玉山:自分のシーンじゃないんですけど、古田新太さんのCMの映像ですね。あの手の位置に注目して欲しいんです。相当変で面白いので。

成海:私もあのシーン大好きです(笑)。

山田:俺は、山崎真実さんのヨガのシーンですかね。監督が、この映画を撮影している最中に「全ての世代に見て欲しいから、あんまりやり過ぎない演出をしている」って言ってたんですよ。だから血が必要なシーンも、量を控えめにしていて。でも、ヨガのシーンはそこまで攻めるんだ!って思いました(笑)。

玉山:俺も、孝之に結構めちゃくちゃな芝居をしていて、「玉山さん、チョットそれはやりすぎ。子供にも観てもらいたいんで・…。」と言われてしまったので、ちょっとショックを受けていたのですが、完成した映画を試写で見た時に、ガッツリ山崎さんと池鉄(池田鉄洋)さんのお色気シーンがあったので、「これは、オッケーなんだ。よくわかんねーな」と思ったんですよね(笑)。

――それでは、これからご覧になる方に見所を教えてください。

玉山:原作もとても面白いのですが、今回、本当に豪華なキャストが集まって、いくつものオムニバスを一つの話に凝縮した映画が完成しました。何も考えないで観て、五感を刺激してくれるような作品になっていると思います。

成海:撮影は、ずっとモーテルの中のセットばかりだったんですが、演じていてすごく楽しかったです。ですので皆さんにもこの面白さを味わって欲しいですね。

山田:これだけ個性が強い人達がいっぱい出演していて、各部屋で色々なストーリーがあるので、飽きずに観られるんじゃないかなと思います。あと、監督的に注目して欲しいのは、時計だと思います。時計をよく写していて、その時間の何分前とか何分後に起きた出来事をチェックして欲しいのだと思います。僕は、観てもよく分かんなかったんすけど。

玉山:分かんなかったのかよ(笑)。それ、軽くディスってんじゃん。

山田:違う違う。忘れちゃうの。ぱって時間出て、「あれ、さっき何分だったっけ?」って(笑)。

玉山鉄二衣装クレジット:
・ジャケット \39,900 BLACKBARRETT by NEIL BARRETT/SANYO SYOKAI
・ベルト   \14,700 BLACKBARRETT by NEIL BARRETT/SANYO SYOKAI
(問合せ先)
◆SANYO SYOKAI Tel:0120-340-460(C.R.室)
港区湾岸1-2-20 汐留ビル21-24F

シーサイドモーテル」ストーリー

海もないのに"シーサイド"と名付けられた、山奥のさびれたモーテルに偶然集まった、一癖も二癖もある11人の男女。運命の一夜は急展開、4つの部屋で起 きた4つの事件が複雑に絡み合い、人生を賭けた騙し合いへ…。朝を迎えるとき、果たして、彼らに一体何が起きるのか?無事チェックアウトするのは誰だ?

シーサイドモーテル - 作品情報