先日、中国最大の電力業グループである華能集団は、 シンガポール政府持株会社テマセク(Temasek Holdings)と契約を交わし、42億3500万シンガポールドル、約30億米ドルの価格(約212億6820万元)で、テュアスパワー(Tuas Power)の買収に合意したという。
 これは、華能集団初の、海外発電企業株式100%保持となる模様。
 今回の買収により、華能集団は、成熟、安定したシンガポールの経済領域に一歩を踏み出したと見られている。
 テュアスパワーは、テマセク傘下のシンガポール発電企業のひとつ。シンガポールの三大電力企業として、同会社は2670万メガワットの電容量と、シンガポール電力市場シェア25%を占めるという。
(China Press 編集部:XJ)