アーセナルのマルティネッリ Photo/Getty Images

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ニューカッスルMFブルーノ・ギマランイス、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールと、大型移籍の噂ばかりが報じられるアーセナルだが、不要な選手の売却の方も同時に進めなければならない。

もしヴィニシウス獲得が実現したならば、FWガブリエウ・マルティネッリは不要となるとの見方が強い。今夏クリストス・ツォリスもチームに迎え入れたため、3人の左ウインガーを同時に保持するというのは現実的ではない。昨夏、マルティネッリにはバイエルン・ミュンヘンからの興味が取り沙汰されていたが、売却には至らなかった。

マルティネッリには安定性が欠けているため、評価額を測るのは難しいと英『football.london』は報じている。ヴィニシウスの状況次第だが、もし獲得できたとすれば、今度はマルティネッリの売却でアンドレア・ベルタSDの腕が試されることになるだろう。

DFベン・ホワイトも売却候補として名前が挙がっているが、ウィリアム・サリバのW杯中の負傷によって状況が変わってきた。そもそもホワイトはCBとして加入した選手であり、3〜4カ月の離脱が見込まれるサリバの代替候補となるからだ。現在ホワイトも回復に向けて準備を進めている最中だが、右サイドバックに有力な獲得候補は挙がっておらず、売却よりも保持する方が賢明かもしれない。

昨季ローンに出され、明らかな余剰戦力となってしまっているアタッカーたちもいる。攻撃的MFファビオ・ビエイラは昨季ローン先のハンブルガーSVでチーム得点王となるなど中心選手として活躍した。『kicker』によると、ハンブルガーのCFOエリック・ヒューワー氏は「我々はファビオに惚れ込んでしまった。毎日彼の獲得に向けて奮闘している」「アーセナルには必要な金額を提示したが、彼らはまだ動いていない。我々は大金をかけずに競争力のあるオファーを提示できると思っている」と発言している。ビエイラ獲得は熱望されているようだが、あとは金額の問題だ。ブンデスリーガ中位クラブであるハンブルガーがどれだけの金額を提示できるか。アーセナルは金額を検討しているところなのだろう。

FWリース・ネルソンは昨季ブレントフォードにローン移籍したが、目立った成果は出ずに終わった。契約は残り1年となっており今が売り時だが、状況を踏まえると足元を見られる可能性は高いか。『BBC』のサミ・モクベル氏によるとベンフィカやバレンシアなど、国外クラブから興味を持たれているという。

アーセナルは売却が下手だと言われており、これまでも大物選手をトレードで失ったり、契約最終年まで保持してフリーで放出したりと、あまり利益に結びつけることができていない。ベルタは今夏どのような動きを見せるか、獲得だけでなく売却にも注目だ。