大阪大会 履正社が辻竜乃介主将の3打席連続タイムリーなどで金光大阪を圧倒し3年ぶり決勝進出
「高校野球大阪大会・準決勝、履正社6−0金光大阪」(26日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
履正社は、ここ20年に限れば公式戦12連勝中という、相性のいい金光大阪に対し、序盤から得点を重ねた。二回、無死からの連打などで1死二、三塁とすると、内野ゴロの間に1点を先制。
三回にタイムリーを放ちチームを勢いづけた辻竜乃介内野手(3年)は四回2死満塁で、二塁後方、右中間に落とす幸運な2点二塁打を放ち、さらに六回1死二、三塁でも右前に3打席連続となる適時打で主将の存在感を示した。
投げては左腕・上山篤慶投手(2年)が金光大阪打線に9安打されながら粘り強く後続を断つ投球で完封。エース・木村颯投手(3年)に頼ることなく、最後に甲子園出場した2023年以来、3年ぶり決勝進出に大きく貢献した。
高校入学後、初の完投という上山は141球の力投を振り返り「五回まではコントロールも直球の威力もダメで、しんどかったんですけど、だんだん乗っていけて、点も取ってくれてたんで九回は一番楽に投げられました」と気持ちよさそうに汗を拭った。
西武・辻竜太郎2軍野手チーフコーチを父に持つ辻は最初のタイムリーに「上山が一息つける得点になったと思います」と、自身の援護に胸を張った。
あと一つで、甲子園。辻主将は「絶対に、意識はすると思う。それでも前の矢野(塁)キャプテンにもらった『不動心』の気持ちを持ち続けて、冷静に、アツくプレーしたい」と決勝への心構えを口にした。

