アメリカで生まれた子供に自動的に国籍を与える出生地主義を見直す大統領令について、連邦最高裁判所は、違憲とする判断を示しました。

アメリカで生まれた子供に自動的に国籍を与える出生地主義をめぐっては、トランプ大統領が不法移民などには認めないとする大統領令に署名していて、合憲性が争われていました。こうした中、連邦最高裁は先月30日、「違法または一時的にアメリカにいる両親の間に生まれた子供」であっても、「アメリカの管轄権に服し、出生時に市民権を有する」と明言。

出生地主義を見直す大統領令は違憲として、発効を差し止めた下級審の判決を支持しました。

これに対しトランプ大統領はSNSで、「我々の国にとって非常に残念なことだ」とした上で、「議会の立法措置で容易に是正できる」と主張しています。

一方、連邦最高裁は、男性として生まれ女性を自認するトランスジェンダー選手をめぐり、女子競技への参加を禁じた州法について、容認する判断を下しました。

判決では、「生物学的な男性と女性によって別々のスポーツチームに分けることは、両性間の身体的差異を考慮すれば合理的だ」と指摘しています。

トランプ氏はSNSで「大勝利。これで馬鹿げた状況は解消された」と述べています。