日本代表はブラジルに敗戦【写真:徳原隆元】

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NHK-BSでブラジル戦を解説

 サッカー日本代表は日本時間6月30日、FIFA北中米W杯の決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と対戦し、1-2で惜敗した。

 NHK-BSで生中継の解説を務めた本田圭佑は、強豪相手の死闘に熱が入り、この日も数々の“本田語録”が生まれた。日本の未明から明け方にかけて飛びだした名言や“迷言”を振り返る。

 日の丸を彷彿とさせる白シャツ&真っ赤なジャケット姿で中継に登場した本田は、前半から緊迫した試合展開に、解説席で完全にヒートアップ。前半終了間際には「水も足りひんし、2022年を思い出す立ちくらみもあるし。血圧が上がっているかもしれないです」と自らの体調を心配するほどの大興奮を見せた。

 日本が誇る中盤の好プレーには独特の賛辞を送った。前半29分に佐野海舟がゴールを決めた際には「1にワオ、2にワオ、3にワオ」と絶賛。実況の小宮山晃義アナウンサーから「4はありますか?」とオランダ戦で話題になったワードを持ちかけられると、「ワオ!」と即答し、絶妙な掛け合いを見せた。

 また、相手のプレスをいなす鎌田大地の好プレーには「相手にしたら、鎌田さんウザいやろな」と表現。一方で、上田綺世へのパスをカットした世界的DFマルキーニョスに対しては「マルキーニョス。ウザいって!今の普通キープできるやんっ!!」と、敵味方関係なく「ウザい」を連発した。

 1-1の同点で迎えた後半の飲水タイムでは、選手たちへ熱いエール。その中で飛び出したのが「1%の努力を全員で積み重ねて…もう掛け算です」という発言だった。本田らしいポジティブな精神論だったが、ネット上では「1%の努力で…掛け算…? 1やんけ」「本田さんwwwどういうことやww」と算数的なツッコミが殺到し、緊迫した試合展開のなかで視聴者の心を大いにざわつかせた。

 無念のタイムアップを迎えた瞬間、本田は約40秒間にわたって絶句。ショックから泣き崩れて立てない田中碧の姿が映し出されると、「田中さんを責めることはできないし、むしろそれ以外のプレーに関しては称賛することばかり。切り替えてほしい」と優しくかばい、死闘を演じた後輩を思いやった。

 さらに、選手たちの健闘を称えた直後に「外野から自由なことを言わせてもらうと、くじ運は悪いですよ」と、ベスト16でブラジルと当たる過酷な組み合わせを嘆く“放言”も。あえてヒール役を買って出てファン心理を代弁したこの言葉には、「よくぞ言ってくれた」「みんな思ってた」と多くの共感の声が寄せられた。

 NHK、日本テレビ系と“局またぎ”で全4試合にわたって独自の視点と真っ直ぐな言葉で中継を盛り上げた本田。試合後には「悔しいけどよくやりましたよ。言い訳も誰もしない。負けは負け」と死力を尽くした日本代表へ最大の賛辞を送った。さらに、自身の4年後についても問われ「やはり監督としてピッチに立ちたいという気持ちが強いです」と力強く宣言。解説者として日本中に熱狂を届けたレジェンドの視線は、すでに次なる戦いの舞台へと向けられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)