一撃KO必至の被弾から驚異の復活を見せるも、試合再開直後にKO負け。あまりに壮絶な展開に「一瞬、意識は戻りましたが…立ち続けることはできませんでした」と実況が驚愕。ファンからも「よう立てるな」「すごい漢だ」と称賛の声が上がった一方、大ダメージ後の無謀な行動に「セコンド止めろよ」など様々な反響が起こった。

【映像】危険な“一撃”直後に壮絶KO

 6月28日に後楽園ホールで開催された「RISE199」で、奥平将太(KSR GYM)と金ちゃん(KICK-BOXING K style)が対戦。試合は3ラウンド、奥平がカウンターの跳びヒザでKO勝利したが、ダウン寸前、危険な一撃を被弾しながら金ちゃんが気合いで立ち上がった劇的なシーンも話題を集めた。

 一度は主戦場だったRISEを離れ、他団体Bigbangでタイトルを獲得。強くなり2年ぶりに戻ってきた奥平と、愛知大会以来の参戦となる金ちゃんが激突。

 序盤から奥平の蹴りやパンチの連打に対し、金ちゃんも変則的な攻撃で対応する。開始1分、奥平がカウンターで左フック、さらに右を金ちゃんに叩き込んで早々にダウンを奪う。強振する金ちゃんのパンチに対し、奥平は前蹴りやヒザ攻撃で追撃、ラウンド終了間際にはバッティングで金ちゃんが左のこめかみ付近をカット。出血のアクシデントでラウンドを終える。

 2ラウンドも奥平のペース。遠距離からのミドルや三日月蹴り、ロー、バックスピンキックと多彩な蹴りを織り交ぜ相手に何もさせず試合をコントロールする。余りにも激しい試合展開にABEMAのゲスト解説でタレント・志田音々が「血しぶきが資料にかかってるんですよね」とコメント。金ちゃんはこめかみのカットに加え、鼻血が止まらずに苦しい展開が続く。

 最終3ラウンド、金ちゃんは右のフルスウィングで前に出て勝負をかける。しかし、2発強烈な右を当てるも、奥平はジワジワとプレッシャーをかけて右フック、さらにワンツーで金ちゃんが後退。奥平はブレイク直後に前蹴り、そして右ヒザを顔面にグサリ。突き上げの一撃で金ちゃんはロープに寄りかかって2つ目のダウンを喫した。

 天を仰ぐ満身創痍の金ちゃんにファンも「これは無理」「終わった」の声。しかし間もなくしてスクっと立ち上がると「金ちゃん立った」「よう立てるな」「すごい漢だ」と驚きの声。さらに打たれ強いゾンビスタイルに「YA-MANやん」といった声。首を振って立ち上がる様子にABEMA実況も「金ちゃん立った!金ちゃん立った!」とヒートアップ。

 しかし試合再開後、奥平がボディや顔面に追撃を叩き込むと金ちゃんは力尽きて大の字。実況も「一瞬、意識は戻りましたが、ただ立ち続けることはできませんでした」と続けた。危険な右ヒザから驚異の復帰も、直後の壮絶KOに「ゆっくり立てばよかったのに」「いや、セコンド止めろよ」など様々な反響が飛び交った。

 スローリプレイでもドンピシャのヒザに顔が跳ね上がり、ロープに後頭部を打ち付ける危険な倒れ方。復活後、一連の追撃シーンを見た実況は「気持ちだけで立ち上がったんでしょうね…」と壮絶な幕切れを振り返っていた。