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 西へ南へ、そして北へ。パ・リーグ首位の西武がシーズン前半戦の正念場を迎える。30日の東京ドームを皮切りに福岡、神戸、大阪、沖縄・那覇、そして北海道。12泊13日の長期遠征で11試合を戦う。西口監督は「このロードの2週間…。これからが厳しいし、ここが踏ん張りどころだね」と覚悟とともに口にした。

 総距離約5658キロの大移動は、いきなり2位・ソフトバンクとの首位攻防戦で幕を開ける。現在1ゲーム差。30日に敗れれば勝率の差で首位から陥落する。チームは初優勝を飾った交流戦後は3勝6敗で、指揮官も「ちょっと停滞している」。ただ、ソフトバンク戦は今季4カード全てに勝ち越し、現在3連勝中と好相性。初戦は平良を先発に立てて必勝を期す。

 長期遠征は家族と離れ、ホテル滞在の日々。開幕から約3カ月がたち、じめじめした梅雨で疲労もたまる時期だ。西口監督は「健康第一で」と、なにより選手の故障を避けたい考え。先発陣は自身の登板に合わせ、遠征には同行せず所沢に残って調整する。幸い遠征中には移動日が2日ある上に「(当日に)移動しての試合も少ない(2度)のでね」とプラス要素を見いだす。日本列島縦断の大遠征を乗り越えた先に、7年ぶりのリーグVへの光が見えてくる。(鈴木 勝巳)