試合終了のホイッスルが鳴り悔しがる上田綺世(手前)ら選手たち(カメラ・山崎 賢人)

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◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 ブラジル2―1日本(29日、ヒューストン競技場)

 FIFAランク18位の日本は、同6位のブラジルに後半アディショナルタイムに決勝点を奪われて1―2で敗戦。16強進出を逃した。逆転負けは24年2月のアジア杯準々決勝のイラン戦以来2年ぶりとなった。前半にMF佐野海舟のゴールで先制したものの、後半にカゼミロのゴールで同点に。1―1のまま延長突入と思われた同アディショナルタイムにマルチネリに決勝ゴールを決められた。

 先発したFW上田綺世は試合後、目に涙を浮かべた。「守備の時間が長いゲームだった。ワンチャンスを作って…てというのがゲームコンセプトにはなりましたけど、そのワンチャンスを前半取れたんで、それを守りつつ、もう1点取れたら良かったのかなと思います」と悔しさをにじませた。

 ブラジルにあと一歩及ばず、「まだまだ個々のクオリティーもそうですし、戦術的に対等に戦える試合内容にはできなかった。(ボールを)握られる時間が長くて。世界のトップのレベルに食らいついていける、食えるだけのだけの力があることは証明できた大会になったと思います。やっぱり優勝トロフィーを遅かれ早かれ現実的にそこを目指せるようになってくると思うんで。今回は負けちゃいましたけど、日本のサッカーレベルはどんどん上がっているし、それは今日の試合でも実感しました」と振り返った。

 「優勝」を目指してきたチームだった。「どの国よりも一体感があることは自負していましたし、もっとこのチームでもちろんけが人とかいろんなアクシデントがありましたけど、優勝したかったです」と思いを込めた。

 サポーターに向けては「僕たちが優勝を掲げて今大会に臨む中で、それを本気で信じて応援して下さった方々、本当にありがとうございました。悔しい結果になりましたけど、日本のサッカーのレベルは上がっていますし、また次というのは難しいですけど、でも確実にレベルは上がっているし、ダークホースではなく、優勝候補といわれるような国になれると思うんで、またそれぞれ自分のクラブで頑張るので、これからもよろしくお願いします」と感謝を込めた。