【競輪 浅井康太コラム「虎視眈々」】G1開催中、少し話題になったこと 「国際競輪」「裏記念」
先日、オールスター競輪のファン投票結果が発表され、無事に出場が決まりました。ファンの皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。
さて、今回のコラムではG1参加中に選手間で“少し話題になったこと”に触れてみたいと思います。
まず一つ目は国際競輪に関してです。防府競輪で行われたワールドシリーズでは、たくさんの欠場者が出ていました。期末の6月に開催したことは明らかに失敗だったのではないでしょうか?
選手は斡旋通りにレースに参加することが基本となっています。ただ、直前での体調不良や競輪選手としての命とも言われる“競走得点”が各級班ボーダーギリギリだった場合、出場を見送る人もいるでしょう。ましてや世界チャンピオンのいる開催では点数を落とす可能性は非常に高くなりますからね。
その対応策として予選、準決勝、一般戦(2日目)、特選(3日目)の点数が1点上げられましたが、初日特選の点数も上げるべきではないかと思います。
3日間の平均得点の下げ幅を減らすことで予選選手はもちろん、特選級の選手の参加意欲にもつながる可能性があるのかな!?と思います。上位の自力選手たちが世界のメダリストと戦うところを私は見てみたい。
そして二つ目は記念競輪についてです。G1、G2の直前や直後に行われるG3があります。“裏記念”とも呼ばれる開催ですね。
それが4日制のG3なら“本記念”同様に決勝戦で3着までに入ることでG1競輪祭の出場権が与えられます。もちろん、私が出場した場合にもそのチャンスは平等に与えられるのですが…。個人的にそれは違うと思っています。
S級S班がいるG3開催の決勝で、連に絡める力があるという結果を残したからこそ“次のステップへ進んでもいいよ”と与えられる出場権だと思います。
“裏記念”の場合は優勝者のみの権利にした方がいいのではないでしょうか?現状のままでは競輪祭のレベルを下げているということを業界には認識してもらいたい。
しかし逆を言えば、上位の選手たちはほんの少し予選の勝ち上がりを楽に感じているのではないでしょうか?そして、お客様側からすると主軸の選手がしっかりしていることで予選の車券が取りやすい可能性もある。
G1のレベルを守るのか、興行重視でいくのか…。
うーん、難しい問題ですね。(競輪選手)

