大分・別府市ひき逃げ事件から4年 八田與一容疑者どこに…事件直前の防カメ映像公開 遺族「やり場のない悲しみ」
八田與一容疑者(29)が重要指名手配されている大分県別府市のひき逃げ事件から、29日で4年です。警察は新たに、事件直前の防犯カメラの映像を公開し、情報提供を呼びかけています。
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29日に警察が新たに公開した映像では、被害にあった大学生のひとりが現場近くの道をバイクで直進する様子と、その1分後には八田容疑者が運転していたとみられる白い車も確認できます。
事件が起きたのは、このわずか1分後でした。
■これまでに1万3000件以上の情報

4年前の6月29日、大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件が起きました。
八田與一容疑者
「きれいだね。沖縄みたいね」
殺人などの容疑で重要指名手配されている八田與一容疑者は、いまだ逃亡を続けています。
警察はこれまでに、全身やサングラス姿の写真などを公開しています。
最大で800万円の懸賞金がかけられ、これまでに1万3000件以上の情報が集まっていますが、八田容疑者の行方はつかめないままです。
■刑事課長「遠慮なく情報を」

警察
「大分県警です。八田與一を捜しています」
こうした中、警察は29日、11都道府県でチラシを配り、情報提供を呼びかけました。
別府警察署・橋本孝久刑事課長
「八田與一を絶対に逃がすことはしません。情報をお持ちの方は遠慮なく情報を寄せていただきたい」
■八田容疑者は複数の防カメにとらえられる

さらに、新たに映像を公開しました。撮影されたのは、事件現場から数百メートル離れた場所です。バイクと車は、北に向かって直進していました。事件が発生したのは、その1分後です。
その瞬間をとらえた防犯カメラには、衝突され、火花を散らして飛ばされる2台のバイクが映っていました。
八田容疑者は車を乗り捨てて逃走しました。その後の足取りが、複数の防犯カメラにとらえられています。
事件現場から1.5キロほど離れた繁華街の防犯カメラには、Tシャツに半ズボンの八田容疑者が走り抜ける姿が映っていて、足元を見ると、裸足だったことが分かります。
およそ15分後、八田容疑者は国道に向かうと、車が行き交う中、横断歩道のない場所を一気に横断しました。この先にあるヨットハーバーで着ていたTシャツが発見されたものの、ここで足取りは途絶えています。
警察は海の捜索も行っていますが、有力な手がかりは今も見つかっていません。
■遺族「目を光らせていてください」

事件から29日で4年。遺族はコメントを発表しました。
遺族のコメント
「なぜ一人の人間を、これほど長く見つけられないのか。その現実に直面するたび、やり場のない悲しみを感じずにはいられません。皆様どうかお願いです。日常の中にある“小さな違和感”が事件を動かす最後の一手になるかもしれません。私たちと一緒に目を光らせていてください」
大分県警 別府警察署
0977-21-2131

