元・浪費家が「月4万円」節約できた小さな日課3つ。家にある服・習い事…少し見直すだけでよかった
日々の暮らし方やお金とのつき合い方を見直して、無理なく「ムダづかいを減らせる」ようになった習慣を紹介します。お聞きしたのは、夫婦ふたり暮らしで節約上手のブロガー・本多めぐさん(50代)の実体験。「欲しいものがあるとつい勢いで買いがち…」という方にもおすすめの工夫です。

1:まず家計簿をつけて、アンバランスな出費に気づく

以前の私は、毎月いくらお金が入って、どれだけ出ていく…という基本的なお金の流れをほぼ把握していませんでした。給料日前になるとあわてつつ、「今月もなんとかなるだろう」とその場しのぎで過ごしていました。
しかし、ある日通帳の残高を見て驚きました。このペースでお金を使い続けると、数か月後には貯蓄が底をついてしまいそうだったのです!
そこで一念発起し、家計簿をつけ始めました。まずは収入と支出を目に見える形で書き出します。すると想像以上に出費が多いことがわかりました。そこでようやく、予算の範囲内でやりくりする習慣が身についたのです。
●「必要不可欠」と思っていた支出も見直せた
予算を気にするようになると、それまで「必要不可欠」と思っていた支出も見直せるように。私の場合、とくに多かったのは習い事やスクールなどの学びへの投資、友人との交際費、そして食へのこだわりです。
どれも自分にとって大切なもので、減らす発想はありませんでした。しかし、改めて家計全体を見渡してみると、当時の収入に対しては少し背伸びをした出費だったことに気づいたのです。
そこでいったん、優先度の低い習い事をやめてみたり、外食の回数を少し減らしたり、無農薬野菜や無添加食品を中心とした買い物や、高価な調味料を見直したりしました。その結果、少しずつ支出を抑えられるようになり、家計のバランスも整っていきました。
2:「過去の失敗」と向き合い、ものを減らす

次に行ったのは、家にある不要なものを減らすことでした。じつは、部屋を片付けるプロセスは、「過去の買い物の失敗」と向き合う時間でもあると思っています。
「流行っていたから」「いつか使うかもしれないから」と、よく考えずに買って眠らせていたものをあちこちから発掘して、心から反省。このおかげで、次の買い物に対しても慎重になれました。「本当にこれは使うのか?」「どこに収納するのか?」と自問自答するフィルターができたため、気分で買うムダ買いが自然と減っていったのです。
●似ている服を大量発掘…
たとえば、服は衝動買いの筆頭格。手もちのアイテムをきちんと把握せず、目についた安いものを適当に買い物をしていました。その結果、似ている黒のボトムスや白いブラウスが何枚も出てくることも…。
その反省もあり、今はあらかじめ計画を立ててからお店に行くようにしています。必要なものだけを厳選して買うようになって、節約できるようになりました。
3:家に「代わりになるもの」があるか探す。大事なのは目的の達成

使えるお金が限られているので、自然と「お金を使わない方法」も考えるようになりました。新しいことを始めたいときや、新作アイテムをとり入れたいとき、以前の私はすぐに専用の道具や便利グッズを買いに走っていました。
しかし今は、カゴに入れる前にいったん立ち止まり「お金をかけずに同じ目的を達成できないか?」と代替案を考えるようになりました。
●せいろが欲しいときの代替案
たとえば、SNSなどで見かけるすてきな暮らしに憧れて「せいろ」が欲しくなったとき。すぐにせいろを買うのではなく、まずは自宅のフライパンに、100円ショップの「蒸しプレート」をセットして代用してみます。手軽に使えますし、場所をとらずに「温かくてヘルシーな蒸し料理を楽しむ」目的はこれだけでも達成できます。
ここで本当に私が欲しいのは、せいろという「もの自体」ではなく、それを使って得られる「おいしい料理」や「心地よい食卓」というゴールです。別の方法で目的地に向かう工夫を考えてみると、暮らしの満足度を下げずに節約できました。
毎月4万円の節約に成功!
お金の使い方を見直した結果、家賃も含めて毎月約21万円使っていた生活費が17万円ほどになりました。月にすると約4万円の差ですが、1年間続けば約48万円。振り返ると大きな変化だったと思います。
若い頃は「欲しい」と思ったらすぐに行動していた私。ですが、年齢を重ねるにつれてお金の使い方にも優先順位があると感じるようになりました。すべてをがまんする必要はなく、本当に大切なことにお金を使うため、なんとなく続けている出費を見直すことを大切にしています。
今回紹介した習慣を続けているうちに、お金とのつき合い方が健康的でバランスがとれたものになりました。ひとつでも参考になれば幸いです。
