お酒を飲んだ後の運動は自殺行為!「汗をかいて酒を抜く」は根拠のない都市伝説【ランニングの教科書】
お酒を飲んだ後の運動は自殺行為!「汗をかいて酒を抜く」は根拠のない都市伝説
走るタイミングで効果が変わる
お酒を飲んだ後、ランニングやサウナで「一汗かいてお酒を抜く」という人がいますが、非常に危険な行為なので絶対にしてはいけません。アルコールの分解は肝臓と腎臓で行なわれており、汗をかくことでアルコールが体内から排出されることも、分解が進むこともないのです。
むしろ、飲酒後に運動をすることで筋肉に血液が集まってしまい、肝臓への血流が減ってアルコールの分解が滞ってしまいます。その結果、二日酔いになる可能性が高まります。
また、アルコールには利尿作用があり、飲んだ以上の水分を尿として排出してしまいます。そして、アルコールの分解にも水が必要なため、汗をかいたら、体内の水分が不足するのは明白です。水分を失った血液はドロドロになり、血栓ができやすく、最悪の場合、命に危険が及ぶ脳卒中や心不全の引き金になることさえあるのです。
さらに、お酒を飲むと心拍数が上がります。ランニングも心拍数を上げ、血圧を高くするため、心臓への負担が増大する他、酔いが回るのも早くなります。このように、飲酒後の運動は百害あって一利なしですので、絶対にやめてください。
