猫を両手でもふもふする主観動画、どうやって撮ってるの?そこには飼い主の涙ぐましい執念があった

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 愛猫の顔を両手で優しく包み込み、こねるようにマッサージする動画。飼い主さんの目線で紡がれるその光景は、うっとりとした表情や時折のぞく小さな歯など、猫好きにとってたまらない癒やし要素に満ちあふれています。

 SNS上で「一体どうやって撮影しているの?」という質問が多く寄せられたことをきっかけに、飼い主さんがその驚きの撮影裏図解を公開し、注目を集めています。

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■ 試行錯誤の末に編み出した撮影スタイルとスムーズに撮るコツ

 動画に映る猫ちゃんは、サイベリアンの「ヤマネコ」くん。フリーハンドで、かつ飼い主目線の迫力ある動画を撮るために、図解で明かされた方法はまさに“執念”とも言える独自のスタイルでした。

 主な方法として紹介されたのは、ソファに深くもたれかかり、自身の顔の前にスマートフォンを絶妙なバランスで立てかけて固定するスタイル。さらに、もう一つの方法として、スマホケースとお菓子のパッケージの切れ端といった耐水性と強度のあるテープ状のものを挟み込み、なんとそれを「口にくわえて噛む」という驚きの力技も明かされています。

 このような影の努力を伴うスタイルを編み出した経緯について、飼い主さんは、ヤマネコくんを両手で撫でているところをどうしても撮影したかったと語ります。

 かつてはフリーハンドで撮影できる既製品などもいくつか試したものの、安定性がなかったり、道具の大きさにヤマネコくんがびっくりして逃げてしまったりしたとのこと。さらに準備に時間がかかることでシャッターチャンスを逃すなどの失敗が続いたため、サッと準備ができて猫も怖がらず、かつ安定感のある方法を突き詰めた結果、現在の形へと行き着きました。

 およそ2〜3年前から様々な方法を試し始め、ここ1〜2年で現在のスタイルに落ち着いたとのことですが、今なお改善を続けているそうです。

 また、この主観撮影に実際に挑戦してみたい方へのアドバイスとして、カメラのピントや画角を合わせるのには少しコツがいると指摘します。そのため、実際に猫ちゃんで撮影をスタートする前に、まずはぬいぐるみなどを使ってピントの合わせ方や画角の調整を練習しておくことが、本番で少しでもスムーズに撮影できるようになるための秘訣であると明かしてくれました。

 こうした飼い主さんの工夫と情熱によって捉えられたヤマネコくんの愛らしい姿は、動画の中だけにとどまりません。現在は「無限に伸びる!ヤマネコ絵文字」や「ぷっくり!サイベリアンのヤマネコ」といった、日常使いしやすい公式LINEスタンプ・絵文字としてもキャラクター化されており、ファンの間で親しまれています。

■ 挑戦する前に知っておきたい「猫の安全最優先」の鉄則

 一方で、この撮影方法を真似する際には「猫の安全が最優先」という重要な注意点への理解が不可欠です。

 万が一、くわえたり立てかけたりしたスマートフォンを落としてしまった場合、下にいる猫ちゃんに直撃してけがをさせてしまう恐れがあります。そのため、顔の真上や頭上になるようなポジションでは絶対に撮影を行わないこと、そして「落ちるかも」と少しでも危険を察知した瞬間には、躊躇なく即座に撮影を中断することが鉄則です。

 愛猫への深い愛情と、最高の瞬間を記録したいという情熱が合致して生まれた唯一無二の撮影スタイル。安全への最大限の配慮を怠らない姿勢があってこそ、多くの人を芯から癒やす名作動画が生まれているようです。

<記事化協力>
ヤマネコさん(@ymnc_rf)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026060701.html