このアイスランド戦で代表引退したはずの吉田が…(C)日刊ゲンダイ

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 メキシコ・モンテレイで北中米W杯の事前キャンプを張っている森保ジャパンに<強力助っ人>が加わることになった。 5月31日のアイスランド戦で3年半ぶりとなる代表ユニフォームに袖を通し、先発して14分後にピッチを去ったDF吉田麻也(37=LAギャラクシー)が「5日(日本時間6日)にチームに合流する。現役なので一緒にプレーもできる」(山本昌邦技術委員長)というのだ。

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 アイスランド戦が代表引退試合だった吉田の、まさかの<2度目の代表復帰>。これは、約3カ月半ぶりの実戦復帰となったアイスランド戦後、2月に故障した左足首に「違和感がある」とし、キャンプ初日に続いてこの日(日本時間5日)も練習場に姿を見せなかったボランチMF遠藤航(33=リバプール)の状態に大きく関係する。

「2月に受けたオペの予後が思わしくなかった遠藤は、ショックで半月ほど親しい人にも現状を報告できなかった。今回のアイスランド戦後のリバウンドが予想以上だったようで、W杯欠場という最悪の事態もあり得る。もっとも、森保監督はそれも想定していたかもしれない。実際、代表発表会見では、DFが主戦場の瀬古歩夢(25=ル・アーブル)と板倉滉(29=アヤックス)を遠藤のポジションであるボランチで起用する考えがあることを明言。手薄になるDFを吉田で補完するというプランが初めからあったようです」

 吉田の2度目の代表復帰には、まだまだメリットがある。遠藤と同じ病み上がりのDF冨安健洋(27=アヤックス)がリタイアした場合、吉田がいればバックアッパーとして計算できる。長く米国でプレーしているので気候など環境順化もたやすい。すんなりと森保ジャパンに溶け込むことができるのである。

「吉田の人間性も考慮したでしょう。日本代表歴代3位の国際Aマッチ127試合という実績をひけらかすことなく、後輩選手たちと同じ目線で建設的な意見交換ができるタイプ。仮に代替招集すると言っておきながら、遠藤が回復して<追加招集できなくなった>となっても吉田は不平不満を口にせず、日本代表にプラスになることを率先してやろうとするメンタリティーの持ち主。そういった部分についても森保監督は全幅の信頼を置いている」(前出関係者)

 吉田の“代表復帰”について最年長39歳のDF長友佑都(FC東京)は「W杯と五輪を3回ずつ経験。アメリカを一番知っている。心強い存在」と歓迎のコメント。

 37歳のベテラン吉田が森保ジャパンの猗詭兵器瓩箸覆襪──。

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 ところで、日本がGLを戦うメキシコでは、銃撃戦や放火騒ぎが起き、W杯会場整備に伴う水不足に市民の怒りも沸騰。大規模デモに発展する可能性すらあるという。そんな現地の混乱を伝えつつも、「そこで試合ができる日本はすごくラッキー」と話すのが、本紙日刊ゲンダイで現地発コラムを執筆するジャーナリストのリカルド氏。いったいなぜか。●関連記事 【もっと読む】日本にとってメキシコ開催がラッキーなワケ では、それらについて詳しく報じている。