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大正時代に大逆罪で死刑判決を受けた無政府主義者、金子文子の激動の人生を紹介する企画展が、徳島市で開かれています。

瀬戸内寂聴の小説「余白の春」の主人公、金子文子。

没後100年を迎えた文子を紹介するパネルや書籍など16点が県立文学書道館で展示されています。

幼少期は家庭環境に恵まれず、虐待・貧困の中で生きていた文子。

その後、無政府主義の考えに出会い、夫・朴烈と国家権力を批判し、個人の尊厳を訴え続けました。

「余白の春」には、文子が一時期を過ごした韓国を瀬戸内寂聴が訪れ、韓国にいる親族から調査し見聞きしたことも紹介されています。

こちらは、文子が獄中で記した手記。

朝鮮での悲惨な思い出が、全体の4分の1を占めています。

のちに大逆罪を受け、獄中死を遂げた文子。

23年間の短い生涯で、彼女が残した意志を資料をもとにたどってみてはいかがでしょうか。