漫画家・小田原ドラゴンが語る「コミック2巻の表紙」【連載第31回】

小田原ドラゴン(おだわら・どらごん) 1970年生まれ、兵庫県出身。『僕はスノーボードに行きたいのか?』でヤンマガ月間新人漫画賞奨励賞を受賞。『コギャル寿司』で第47回文藝春秋漫画賞受賞。代表作に『おやすみなさい。』『チェリーナイツ』『ぼくと三本足のちょんぴー』『今夜は車内でおやすみなさい。』など。週プレNEWSオリジナル漫画『堀田エボリューション』のデジタルコミック第2巻は、3月19日(木)に発売予定
連載第31回では、コミック第2巻の表紙について語ります。
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漫画家の小田原ドラゴンです。
フィクション作の評価には、逃げ場がありません。エッセイや実録ものと違って、すべてが自分の責任になるからです。
それでも――もう一度"物語"で勝負してみようか。そんな思いが、ずっと僕の頭のどこかにありました。
なかなかチャンスに巡り合わない中、やっとその思いを形にできたのが、『堀田エボリューション』です。
3月19日(木)、第2巻(YJCレーベル/集英社)がデジタルコミックで発売されます。
本作は2024年9月から『週プレNEWS』のオリジナル漫画として連載が始まり、第1巻は第1〜16話を収録。今回の第2巻には第17〜31話、さらに描き下ろしのオマケ漫画2ページも収録しています。
そして今回、第2巻の描き下ろし表紙をお披露目します。ご覧のように表紙を飾ったのは、ランボルギーニ佐々木です。

『堀田エボリューション』(©小田原ドラゴン/集英社)第2巻の表紙も描きおろし
表紙のイメージを見せたら、編集長も担当編集も「もう佐々木!?」と本気で驚いていましたが、僕の中では最初から彼しかいませんでした。
佐々木は高卒童貞の堀田と対になる存在です。インテリ自慢をし、性欲も強い。ま、彼も堀田同様の童貞ですが(笑)。人間臭くて、滑稽で、それでも物語の"重心"を静かに支えている男です。だから第2巻の"顔"は、自然と彼になりました。
第2巻の発売に合わせて、記念企画もいろいろ準備しています。予約開始のお知らせを含め、最新情報は僕の公式X、または『堀田エボリューション』公式Xで発信します。
9年ぶりに動き出した完全新作の物語。1巻の続きを、ぜひ見届けてください。
《つづく》
小田原ドラゴン『堀田エボリューション』(集英社)は毎月第2/第4土曜日に更新
撮影/山本佳吾
