鹿児島読売テレビ

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 大規模な土砂の流れ込みにより、通行止めが続いている北薩トンネル。地中の水を抜くために工事を進めていた導坑が、完成したことがわかりました。作業の安全性が確保されたことから今後、トンネル内の土砂を取り除く作業などが行われる予定です。

 出水市とさつま町にまたがる北薩トンネルでは2024年7月、大規模な土砂の流れ込みが確認され、現在も全面通行止めとなっています。

 16日、トンネル専門家などを交えた3回目の検討委員会が開かれました。2025年11月に、トンネルの脇に地中の水を抜くための導坑が完成。1時間に100トン湧き出ていた水が0.1トンまで減少し、今後の工事に向け作業の安全性が確保されことが報告されました。

 また、トンネルの構造は、これまでの形のまま復旧できることが確認されました。今後、トンネルの周辺の土砂を固めて安定化させ、トンネル内の土砂を取り除く作業が行われる予定です。

(鹿児島大学・酒匂一成教授)
「トンネルの中に入っている土砂をとって、あと状況を見ながら、雨の降り方や湧水量、地下水の状況を見ながら、復旧方法を再度検討して進めて行くことが確認された」

 復旧が完了する時期については、まだ見通しが立っていません。