動画「その人の輝くとき」で脳科学者・茂木健一郎さんが、長嶋茂雄さんの訃報を受けて人生の「輝き」について熱く語った。小学校5年生時にテレビで見た長嶋さんの引退試合「我が巨人軍は永遠に不滅です」の場面について触れ、「それからずっと長嶋さんは監督としても輝いていた」と述懐しながら、自分なりの“人生の見方”を披露した。

茂木さんは「ある人の人生を振り返るときに、その人が一番輝いていた瞬間を記憶しておくのが一番いい」と独自の視点を示す。その上で、「例えば、しわくちゃのおばあちゃんであっても、その人生の中には最も命が輝いていた時期があった。それが人間の精神なんです」と述べ、誰にも“原初の輝き”が存在することを強調した。

また、自分の記憶が年齢的に長嶋さんの全盛期には及ばないとしつつ、「伝説として、今回こういうニュースになり、色んな人が思い出を語っている。そうやって“その輝き”に私たちも触れられる」と語る。「臨場感こそ違えど、映像や話を通して過去の人の輝きを想像できる。それは“熱量”として現代にも伝わっている」と、歴史を通して人の光が受け継がれることに言及した。

さらに、「長嶋さんのような著名人だけでなく、どんな人にも『輝いた時期』がある。あなたにも、僕にも、これから輝くときが来るかもしれない」と、視聴者にも語りかけた。茂木さんは、「どんな人にも輝いている時があるという想像力で人を重層的に見ることが大切」と説いた。

動画のラストでは、「今回の長嶋さんのことで、私たちが『どんな人にも輝く時がある』という視点で他者を思い浮かべることができたら素敵だと思います。本当にありがとうございました」と結び、長嶋さんへの深い敬意を表した。

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