大岩陵平を沈めた鷹木信悟(写真提供・新日本プロレス)

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◆新日本プロレス「KING OF PRO―WRESTLING 2024」(14日、両国国技館)

 新日本プロレスは14日、両国国技館で「KING OF PRO―WRESTLING 2024」を開催した。

 NEVER無差別級選手権は王者・鷹木信悟が大岩陵平と初防衛戦を行った。

 昨年秋からプロレスリング・ノアへ「国内武者修行」を行っていた大岩は、9・29神戸ワールド記念ホール大会で新日本プロレスへ復帰しザック・セイバーJr.が率いる「TMDK」へ電撃加入した。

 新日本復帰後初のタイトル挑戦で大岩のパンピングボンバー、雪崩式ブレーンバスターなどで追い込まれたが、高速のジャーマンスープレックス、スリーパーなどで反撃。最後は自力で上回る鷹木がパンピングボンバー、パワーボムでたたみ込み、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで10分42秒、大岩を破り初防衛に成功した。

 試合後、敗れた大岩は無言で控室に消えた。勝った鷹木は、この日のメインイベントで対戦するIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也と挑戦者・ザック・セイバーJr.の勝者への挑戦を改めて表明。「次は俺がこのベルトを持って行ってやるよ。場所はどこでもいい。決まったも同然だろ。誰にも文句言わせねぇからな」とまくし立てると「内藤でもザックでもどちらでもいいかもしれねぇが…本音を言えば…テツヤ!決着つけようぜ」とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同志の対決を熱望していた。