「誹謗中傷も目立つように」相撲部屋のSNS終了発表にファン動揺「とても残念」「これからも応援」

　大相撲の西岩親方（元関脇・若の里）が師匠を務める西岩部屋の公式X（旧ツイッター）が14日更新され、Xとブログの終了を発表。X上では「西岩部屋」がトレンド入りした。

　同アカウントでは「本日をもちまして、西岩部屋のX、ブログを終了いたします」と発表。「SNSの恩恵を受け、多くの皆様に応援のお声をいただきました。心より御礼申し上げます」と感謝した。

　しかし「SNSは良い事もあれば良くない事もあり、現在も良い事の方が圧倒的に多いのですが、一方で誹謗中傷も目立つようになりました」と伝えた。

　そして「昨日お相撲さんたちからも、無理してSNSをしなくてもいい、自分たちがもっと頑張って何も言わせないようにする、との意見が出ました。悔しいと涙を流しながら、自分の言葉で真実を発信したいという子もいました」と明かされた。

　また「これにてお相撲さんたちの日常生活をお届けする機会は減ってしまいますが、創設時より西岩部屋の暮らしのお手本は『サザエさん』です。古き良き日本人らしい生活を規則正しく丁寧に行い、行事やお花で季節を感じながら、礼儀作法を身につけ、心豊かな人間形成を目指しています」と記した。

　「人として間違ったことをしてしまった際には叱られる事もあります。そのあと正しく前を向いたあの時こそが自分の成長のポイントであったことを、大人になって振り返った時に気付けますよう、しっかり育ててまいります」と続けた。

　さらに「サザエさん一家のように、家の中は常に明るく活発な会話が飛び交い、そして師匠は威厳を失わず。変わらず、これからもそんな暮らしをしていると想像していただければ幸いです。六年半、たくさんのいいねやコメント、誠にありがとうございました」とつづり、長谷川町子美術館にて撮影したという写真を添えて締めくくった。

　この投稿にファンからは「西岩部屋……何かあったのでしょうね」「西岩部屋のX終了のお知らせが悲しくてボロボロ泣いてる…日常や稽古の様子を見れるのがすごく楽しみだったのに」「なんともったいない…」「いつもいつも楽しみにしていたのでとても残念です」などの声が。

　また他に「西岩部屋の皆さんが心安く過ごせるのがいちばん」「力士が大事にされていると思える西岩部屋をこれからも応援してる」「今後の西岩部屋を暖かく見守りましょう」「雑音に煩わされず部屋と所属力士の皆さんの発展、活躍を祈ります」などのコメントもみられた。