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 日本サッカー協会(JFA)湯川専務理事が19日、都内で行われた理事会後に対応。7月に不同意性行容疑で逮捕され、後に不起訴処分となったドイツ1部マインツのMF佐野海舟(23)が日本代表再招集される可能性を問われ「サッカー協会の中では呼ぶ、呼ばないというところも含め、しっかりプレーできる状態なのかどうなのかの判断になる」と説明した。

 1月末に性加害疑惑が報じられ、民事では現在も係争中ながら、刑事では不起訴処分となったFW伊東純也は今月の26年W杯アジア最終予選で日本代表に復帰を果たした。伊東に関して同専務理事は「民事の係争中に関しては、ただ見守ることしか我々にはできないと思う」と強調。その上で佐野に関しては「呼ぶ、呼ばないの環境がどうなのかを考慮した上で、判断していくことになる。やはり(日本協会は)招集元なので、リクエストして、(クラブ側は)リリースする義務はあるが、そこはクラブとの話し合いに当然なる」と話した。