北陸地方に南下する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、石川県内では大気の状態が非常に不安定になっています。県内は、22日ごろにかけて断続的に雨が降る見込みで、土砂災害などに注意、警戒が必要です。

19日午前4時ごろの金沢駅では、雨が激しく降りました。

県内は断続的に雨の降り方が強まっていて、1時間の雨量は、19日午前4時までで珠洲で31.5ミリ、午前10時半すぎまででは輪島市三井で45.5ミリと、各地で激しい雨を観測しました。

20日午前6時までの24時間に降る雨の量は、多い所で加賀で50ミリ、能登で60ミリの予想です。その後21日朝まででさらに同じくらいの雨が降る見込みです。

県内では、22日日曜日ごろにかけて前線の影響を受け警報級の大雨になるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に注意・警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。