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 ◇サッカー U-20女子W杯 準決勝(2024年9月18日 コロンビア・カリ)

 サッカーのU―20女子W杯コロンビア大会は18日(日本時間19日)、カリで準決勝が行われ、日本はオランダを2―0(前半0-0)で下し、3大会連続の決勝進出を決めた。22日(同23日)の決勝(ボゴタ)では18年フランス大会以来2大会ぶり2度目の世界一を懸け、準決勝で米国を破った北朝鮮と対戦する。

 準決勝でスペインに前回決勝の雪辱を果たした日本は、中盤での激しいプレスと卓越したパスワークで試合を支配。前半はシュート数12-0とオランダを圧倒したが、終了間際にMF大山愛笑(20=早大)の強烈なミドルシュートが左ポストを叩くなどゴールを割れなかった。

 均衡を破ったのは後半10分。右サイドのDF柏村菜那(20=日テレ・東京ヴェルディベレーザ)からペナルティーエリア内でパスを受けたMF松永未夢(18=日テレ・東京ヴェルディメニーナ)が、相手2人にマークされながら軽快なタッチで浮き球のパス。ゴール前に走りこんでいたFW松窪真心(20=米ノースカロライナ・カレッジ)が右ボレーで叩き込んで先制した。

 後半38分には途中出場のMF早間美空(19=サンフレッチェ広島レジ−ナ)が中盤でボールを奪い、ドリブルからスルーパス。抜け出した松窪が、右足で落ち着いてこの試合2点目を決めた。