レアル・マドリーとユベントスの10代の若武者がともに欧州CLでのクラブ最年少ゴールを記録した。

 欧州CLは17日に開幕を迎え、リーグフェーズ第1節でR・マドリーはシュツットガルトをホームに迎えた。欧州CLデビューとなる18歳のFWエンドリッキに出番が訪れたのは1-1で迎えた後半35分。38分にDFアントニオ・リュディガーが勝ち越し点を奪取すると、45+5分にエンドリッキが魅せる。

 シュツットガルトのFKをはね返してカウンターを発動。自陣からドリブルで運んだエンドリッキはパスの選択肢もある中、PA外から左足を振り抜く。弾道の低い鋭いシュートは相手GKの手を弾いてゴールマウスに収まり、ダメ押しゴールが生まれた。18歳58日での得点は、18日113日のラウール・ゴンザレス氏を抜き、クラブの欧州CL最年少ゴールとなった。

 そして、ユベントスの10番を今季から背負う19歳のFWケナン・ユルディズも欧州CLデビュー戦で、クラブ記録を更新した。

 PSVをホームに迎えた一戦で先発出場したユルディズは、前半21分に先制点を叩き込む。左サイドでボールを受けてPA内まで持ち込むと、対面した相手との駆け引きを制して中央へ持ち出し、鮮やかな軌道を描く右足のシュートでネットを揺らした。

 19歳136日での得点は、20歳308日のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏の記録を抜き、クラブの欧州CL最年少得点を更新することとなった。

 試合はR・マドリー、ユベントスともに3-1の勝利を収めて白星スタートを切っている。

■エンドリッキの得点



■ユルディズの得点