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パワハラなどの疑惑で告発された兵庫県斎藤元彦知事。JNNは、あす午後にも県議会で提出される予定の不信任案を入手しました。県政に深刻な停滞と混乱をもたらしたことに対する責任を指摘しています。

兵庫県議会では、86人いる全ての議員が先週までに、斎藤知事に対して即時辞職を要求していますが、斎藤知事は続投の意志を示し続けています。

こうした状況を受けて、県議会の各会派はあす午後にも知事への不信任案を全会一致で提出する方針ですが、JNNは現時点で提出予定の不信任案を独自に入手しました。

「来年度予算は新たに県民の信任を得た知事の下で編成されるべき」

不信任案は各会派が非公開で協議を重ね、まとめられたもので、斎藤知事に対して「県政に深刻な停滞と混乱をもたらしたことに対する政治的責任は免れない」としています。

「ここまできたら、1回辞職してもらったほうがきれい」
「他に議論しないといけないことがたくさんある。他の知事にかわって」
「1人亡くなっている。そういうことに対して、道義を感じていないのが腹が立つ」

不信任は可決が確実な情勢で、斎藤知事の判断が注目されます。