4機の獣戦機が合体する巨大ロボット・ダンクーガと、新たな獣戦機・ダイリューガが強化合体した姿が「アルティメットダンクーガ」です。「スマイルフェス2024 大阪」会場では、ダンクーガとダイリューガ、アルティメットダンクーガがそれぞれ展示され、どのように合体しているかをじっくり見比べられるようになっていました。

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ダンクーガは1985年に放送されたアニメ「超獣機神ダンクーガ」に登場する巨大ロボットで、序盤は獣戦機で戦い抜くためまったく合体しないことが知られています。ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズではかなり愛される存在となっており、2004年発売の「スーパーロボット大戦GC」では存在がうわさされていた「ファイナルダンクーガ」が登場。そして、「スーパーロボット大戦30」で、アルティメットダンクーガが登場しました。

ノーマルのダンクーガ。イーグルファイター、ランドクーガー、ランドライガー、ビッグモスの4体の獣戦機が合体したロボットですが、そのほとんどはビッグモスのヒューマロイドモードで構成されていて、イーグルファイターが頭部、ランドクーガーとランドライガーがそれぞれ足首から先を担当しています。



アニメでは「鉄拳」で戦うことが多く、ゲームでよく知られている武器はあまり使われないというのも有名。



これが5機目の獣戦機、ダイリューガ。名前とデザインは大張正己さんによるもの。



アグレッシブビーストモードは竜をモチーフとした姿で、獣戦機隊の母艦としてムゲ帝国との戦いで活躍したガンドールに似ています。これはスーパーロボット大戦シリーズの寺田貴信プロデューサーからのオーダーだったとのこと。



ヒューマロイドモードは、単機でスーパーロボットの装い。



重厚感のあるたたずまい。



頭部や翼、肩パーツなどの付き方は勇者シリーズのロボットを思わせる部分もあります。



そして合体した「アルティメットダンクーガ」。



顔を見ると確かにダンクーガ。



ノーマルのダンクーガは胸の部分にビッグモスの象の顔がそのまま残っていましたが、アルティメットダンクーガになるとビッグモスの顔はダイリューガの装甲に隠れてしまっています。



ランドクーガーとランドライガーはがっちりと装甲に守られ、わずかにコクピット部分が見えるぐらいの状態に。



もしもアルティメットダンクーガでOVA「白熱の終章」の敵・ディラドと戦う機会があったら、結末は変わっていたかもしれません。



なお、「THE合体 HAGANE WORKS ダンクーガ」は2023年5月発売の予約販売商品で、税込5万8000円。

「ダイリューガ」は原型制作がCaloan(GOD BRAVE STUDIO)で、発売時期・価格とも未定となっていました。「アルティメットダンクーガ」にするには、ダンクーガとダイリューガを揃える必要があるため、ダイリューガ発売時にはダンクーガの再販が行われることになるのでしょうか。

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