「露出がひどくてかわいそう」パツパツドレスに物議、エスカレートする過激なK-POP衣装
《ピンクの服が本当によく似合う》
2月8日、韓国のグループ・aespaのニンニンがアパレルブランド『ヴェルサーチ』のグローバルアンバサダーに就任した。ニンニンは、3月2日に中国の北京で開催されたブランドのイベントにも“アンバサダー”として参加。その際の彼女の服装がなにやら物議を醸しているようで……。
2020年デビューのaespa
「aespaは4人組のグループで、少女時代やSHINee、BoAなどのベテランアーティストたちが所属する事務所SMエンタテインメントから、2020年にデビューしました。aespaには、彼女たちのアバターが別世界(メタバース)に存在しているという設定があり、作品やライブでのビジュアルも近未来的。同グループのメンバーであるニンニンが、3月に行われた同イベントに、会場にピンク色のミニドレスを着て登場。どんな衣装でも着こなす彼女に、憧れるファンも多いです」(音楽コラムニスト、以下同)
この日の彼女のコーディネートも、ファンからの反響はいつもどおり大きかった。
《スタイルが良くて美しすぎる……》
《どこから見ても完璧でお人形さんみたい》と、称賛のコメントが集まった一方で、
《ニンニンは素敵なのに、衣装の胸元が開きすぎて心配》
《最近、どんどん露出が高くなってきている》
と、彼女を心配するコメントも多く見られた。
「“メタバース”をテーマにしている彼女たちの衣装は、いつも奇抜で個性的です。ミニスカート、肩やお腹が出ているトップスなど、露出度は基本的に高めですが、それでも、あくまで“エッジ”の効いた、強い女性をイメージさせる服装ばかりで“いやらしさ”は抑えられています。一方で今回は、胸元が大きく開いており、ただただ露出しているだけのコーディネートという印象がありました。だから、ファンからは心配の声があがってしまったのかもしれません」
露出の過激化でハプニング
激しいダンスをする彼女たちにとって、布面積の少ない衣装は少々心許ない……。ただ、韓国の女性アーティストの“露出の過激化”は最近になって始まったことではない。
過去には、ライブ中にこんなハプニングもあった。
「2019年、元・KARAのハラさんがテレビ東京の『テレ東音楽祭』に登場。生放送で、人気曲『ミスター』を披露している際にベアトップの衣装が徐々に下がり、ヌーブラが完全に見えてしまったことがありました。幸い、見えたのは下着だけでしたが、場合によってはもっと大変な状況になる可能性もありました」
そんな“事故”が起きても、エスカレートし続ける過激衣装問題。本人たちよりもファンの心配の声が目立つ。
「韓国の人気グループ・TWICEは、露出が多いどころか、そもそも衣装のサイズが小さめなことも。その際、メンバーはライブではずれないように胸元を抑えながら踊っていますが、衣装のせいで満足のいくパフォーマンスが出来ないのでは元も子もありません。アーティストとファン両方が素直に、音楽やダンスに集中できるような環境になるといいですね」
いくら“別世界”でも、露出のしすぎは厳禁だ――。