メジャー&スカーレットの兄妹などを所有 「ダイワ」大城オーナーの最後のJRA所有馬ダイワキャグニーが登録抹消

18日にダイワキャグニー(セ9、美浦・菊沢隆徳厩舎)がJRA登録を抹消された。これにより、JRAにおける「冠名ダイワ」の大城正一オーナーの現役所有馬は0頭となった。
先代の大城敬三オーナーの時代から、「ダイワ」の冠名と「青、白一本輪、白袖」の勝負服でファンに親しまれた。主な所有馬として真っ先に挙げられるのはGI5勝ダイワメジャーと同4勝ダイワスカーレットの兄妹。他にも04年オークスなど重賞3勝のダイワエルシエーロ、98年オールカマーなど重賞5勝のダイワテキサスなどの活躍馬を所有し、主に90年代後半から00年代の競馬を盛り上げた。
また、敬三オーナーが20年6月9日に96歳で死去した5日後、ダイワキャグニーがエプソムCを制したことを記憶しているファンも多いだろう。結果的にこれが最後の重賞制覇に。JRAにおける最終出走は5日の京都金杯で14着だった。