俳優の向井理

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 俳優の向井理(39)が17日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。仕事がなかったというデビュー当時を振り返った。

 大学は明大に通い、遺伝子工学を専攻していた向井は「PCR(検査)とか1万件くらいやってましたよ」と振り返った。大学卒業後はバーテンダーとなり、店を任されてマネジメントも行うように。そこで現在の事務所のマネジャーからスカウトされ、最初は断るつもりだったが、「すごい情熱をぶつけられまして」と向井。何年後にはこの番組に出演し、雑誌の表紙を飾り、その後ドラマで主演するなどの話を聞き、「こんなにほぼ初対面の人に自分のビジョンとか思いをぶつけてくれる人と仕事がしてみたいなと思って」と芸能界入りを決意したと語った。

 芸能界入り当初は「食えなかったですね。仕事はゼロでしたし、オーディションもほとんど落ちていたんで、1年間はバイトをしてましたね」とカフェバーでも働いていたという。そんなどん底時代は「エキストラの仕事があっても、交通費が出なくて、ギャラも数万。親に借金はもちろんですし、食費もないんでずっともやし食べてました」とし、「もやし(料理)のレパートリーが爆発的に増えた時期ですね。もやしは本当に助けられました」と語った。

 そんなオーディションに受からない時期には経済的にもひっ迫し、マネジャーに「辞めるべきだと僕は思うんですけど」と相談したこともあったという。だがマネジャーには鼻で笑われ、「落ちるというのはあなたが才能がなくて落ちたのではなく、企画に合わなかっただけ。合うのがきたら受かるから受け続けなさない」と言われ、イタリアンをごちそうされて背中を押されたという。「若手と言っても23歳でデビューなんで。周りの人は10代でやる中で、焦りもあったんでしょうね。その時のパスタにおふくろの味のようなものを感じて」と再び仕事に向き合うようになったとした。