「カラコンを選ぶポイントは髪の色と合わせること」(岡田さん)

 長いマスク生活の影響もあってか、いま目元メイクに強く意識を持っている女性が増えているようです。中でもカラーコンタクトレンズ(以下、カラコン)は、目元の印象を華やかに演出するアイテムのひとつとして注目されています。

 ですが、カラコンというと“10〜20代の若いコたちのアイテム”というイメージで、大人女性が取り入れるにはなんとなく「イタイタしいのでは……」と思うことも。また、コンタクト未経験者にとっては「目に直接入れるのはイタそうでコワイ」と、なかなかハードルが高そう。

 そこで今回は、大人女性が使っても両方の意味で「イタくない」カラコンの選び方をメーカーに取材してみました。

◆これはイタい!アラサー以上のまちがったカラコンの使い方

 大人女性としてこれだけは避けたいこと。それは、他人から見て「イタい」と思われてしまうカラコンの使い方。この11月に1dayカラコン市場に初参入したメガネメーカー「JINS」広報の岡田真里奈さんに聞いてみました。

「10代や20代前半であれば、青や緑など派手なカラコンをつけても違和感はないと思います。しかし年齢を重ねればファッションも変わります。その時にグリグリと黒目の大きさを強調するようなカラコンだと、大人のメイクやファッションにも合わないことも。周りに違和感を与えてしまう可能性もあります。ファッションやメイクに合わせてカラコンも大人向けにシフトしていくことが重要です」(岡田さん、以下同)

 それでは、いったい何に気を付けてカラコンを選べばいいのでしょう?

「わかりやすい方法としては、ご自分の髪の色に近いカラーを選ぶとなじみがいいかと思います。たとえば黒髪の方はブラック系、金髪の方だとベージュ系を選べばなじみも良く相性も良いです」

◆髪色に合わせて、ナチュラルな色味を選ぶ

「『JINS 1DAY COLOR』では、職場に行く時などのさりげない場面にはナチュラルな『ベースメイクアップ』、休日に遊びに行く時やちょっとしたパーティなどには目元を際立たせた『ポイントメイクアップ』シリーズをおすすめしています」

 大人のカラコンは「変身」するためではなく、「ナチュラルな美容」としてのアイテムだという岡田さん。

「『JINS 1DAY COLOR』のラインナップは、カラコン感が出すぎずナチュラルな色味が特徴。大人女性のメイクやファッションに合わせやすいカラーをそろえています。大人女性のカラコン選びは、ご自分の好みはもちろん一番ですが、他人から見ても年相応に『似合っているね』と言われるような心がけが必要だと思います」

◆カラコンを使ってみたいコンタクト未経験者は約半数

「JINS」調べによると、今までコンタクトの使用経験がない女性のうち、約半数の46.5%が「カラコンを使用してみたい」と思っていることがわかりました。でも、その中の約3割が「品質や衛生面が不安」、そして約2割が「年相応でなくて恥ずかしい」と、カラコン使用を躊躇しているという結果も出ています。

「とにかくまずは眼科を受診して処方せんを発行してもらうことをおすすめします。眼科では度数を診てもらうだけのイメージが強いですが、角膜にキズがないかなど目の状態を確認してもらうことが重要です」

◆まずは眼科でレクチャーを受けよう

 街の量販店ではさまざまなメーカーからカラコンが販売されていて、ほとんどがその場で買えてしまうようです。しかしこの現状について岡田さんは次のように語ります。

「同意書のサインだけで購入できる商品もあります。しかし正しい使い方を知らずに自己流で使用すると、角膜にキズをつけてしまう場合も。眼科では、きちんとしたつけ外しの方法や装用スケジュールについてもレクチャーしてもらえます。当社のオンラインショップでも使用方法を動画配信していますので参考にしてもらいたいですね」

 目は一生もの。替えがきくものではありません。
大人のカラコン使用で「イタい」思いをしないためには、まずは眼科で正しい使用法を知ること。そして、髪の色と服装に合わせて年相応のカラーを見つけること。
 この基本をおさえることが、目元の印象アップにつながる第一歩なのかもしれません。<取材・文/櫻井れき>