コロナ渦中に乱交パーティーのウォーカー、代表キャリア終了?

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マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーに対して、代表キャリア終了の可能性が浮上している。イギリス『デイリー・スター』が報じている。

その事の発端はイギリス『サン』などが報じた自らの軽率過ぎる行動だ。ウォーカーはイギリス政府から新型コロナウイルスの感染拡大予防策が進められ、クラブからも自宅待機が指示されるなか、2日夜の自宅に2人の売春婦を招待。前日に自らのツイッターで予防を呼びかけた事実があるにもかかわらず、乱交パーティーを主催して、ガイドライン遵守ムードの世間に自らの愚行を晒してしまった。

渦中のウォーカーは社会の流れに反する行動に批判が殺到するなか、自身のSNSを通じて謝罪。一連の騒動を受け、内部処分を下す方針を明らかにしているシティ側から2週間分の賃金にあたる24万ポンド(約3400万円)程の罰金が科される見込みだというが、イングランド代表からも29歳という年齢にして、“追放”の罰則を受ける恐れに直面しているようだ。

代表を率いるガレス・サウスゲイト監督も今回の件に憤慨しており、二度と招集しないという。2018年のロシア・ワールドカップでベスト4入りに貢献したウォーカーだが、昨年9月から選外。主戦場の右サイドバックとして、リバプールのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドやマンチェスター・ユナイテッドのDFアーロン・ワン=ビサカの台頭もあり、不可欠な存在とは言いがたい状況だ。

信頼が底をついたウォーカー。代表キャリアはこのまま終わってしまうのだろうか。