アマゾン、日本でも「置き配」普及なるか
「欧米では置き配が基本」。アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長は強調する。置き配は受取人の在宅・不在にかかわらず「玄関」「ガスメーター」「自転車の荷物かご」など指定の場所に商品を置いて配達完了とする。同社は2月から試験導入し、6月から29都道府県の各一部エリアで、顧客が置き配を指定できるサービスを本格的に始めた。
現状は注文時に標準の配送方法に設定しているのは、あくまで対面での受け取り。多治見市で実施する実証実験では置き配を標準化する。再配達率の変化や対面受け取りを選択した顧客データなどを集め、効果や課題を分析する。
「置き配を全国に広げたい」と意欲を燃やすハヤシダ社長。課題は商品の盗難・破損や伝票を通じた個人情報の流出。これらを不安視する日本人は、まだ多い。アマゾンジャパンは商品の再送や返金といった保証を用意しているが、今後、宅配ボックス普及策なども検討する。
(名古屋・岩崎左恵)
