車載向けの成長に乗り遅れるな!中堅半導体メーカー、相次ぎ増産へ
生産拠点はJSC岩手事業所(岩手県北上市)を軸に選定している。生産委託により、生産能力を現状比10%程度高める方針だ。
エイブリックはセイコーインスツル(SII)の半導体事業を分社し、SIIや日本政策投資銀行が出資して16年に発足した。主力はリチウムイオン二次電池保護ICや車載機器・医療機器向けICなど。ウエハー加工を手がける高塚事業所(千葉県松戸市)はフル稼働が続いており、成長する車載市場を取り込むためにも、生産委託先を模索していた。
トレックス・セミコンダクターは18年度中に、後工程(検査・組み立て)を手がけるベトナム工場で、車載向けの品質認定を取得する予定。17年度に16・5%と見込む車載事業の売上高比率を、20年度は19・2%まで引き上げることを目指す。
世界半導体市場統計(WSTS)によると、18年のアナログ半導体市場は前年比6・1%増の559億ドルの見通し。英調査会社IHSマークイットは16―22年の車載向けアナログ半導体市場の年平均成長率を6%と予想する。
