戌年に「尾を振る犬は叩かれず」
「犬 犬好きを知る」というだけあり、わが家の駄犬は犬嫌いの人に狂ったように吠える。普段はおとなしいが、犬嫌いの隣人の気配を感じると吠え始める。隣人も知らぬ顔をしてくれれば良いのだが、壁をたたいたりして挑発するため、さらに大きな声で吠えて収まるところを知らない。
昨年までの各種の経済指標をみると、人手不足なのに賃金が上がらない、景気は悪くないのにモノが売れないなど経済原理とは異なる事象が目立つ。今年もこうしたカオスの中を生きていくことになろう。
正月の休み気分も一段落。せわしない日常が戻ってきた。尾を振るごとく愛嬌(あいきょう)を振りまいているだけでは、自分を見失うことになりかねない。犬のような鋭い嗅覚はないが、できるだけ正しい方向を見いだしたいものだ。
