重量物や不定形物でもつかむ万能グリッパー、人間もぶら下がれるぞ!
グリッパー内部に粉体を充填し、対象に合わせて変形させて密着させることができる。粉体に空気を吹き込むと、粒子と粒子の間に隙間が生まれ液体のようにグリッパーが変形。空気を抜くと粒子同士がかみ合い、固体として振る舞う仕組みだ。
そこで今回、吸引機構を工夫し、数万回レベルの繰り返し耐久性を実現した。粉体変形部が真空吸引の流路に巻き込まれない構造を採用。巻き込み防止用の消耗部品が不要になった。
変形用と真空吸引の空気流路を切り替えれば、一つの真空ポンプで駆動する。真空吸引を使っている生産ラインなら周辺設備を変えずに導入可能。把持対象の形が変わっても、その都度グリッパーを変更しなくてすむため、多品種少量生産のラインや形がふぞろいな野菜を扱う食品工場などに提案していく。
