菅首相が2011年月8月6日の広島平和記念式典で行なった「あいさつ」には失望させられた。何から何まで菅首相を批判する産経新聞や与野党の反菅主義者は、平和式典に脱原発を持ち込むのは異例だ、政治利用だ、などと批判する。しかし、それは的外れだ。フクシマ原発事故が起きたその年の原爆記念式典において原発問題に言及しないほうがおかしい。私が失望させられたというのは逆だ。脱原発の内容に聞くべきものがなかった