アンドレア・ストラマッチョーニ監督が生まれたのは、5−4に終わったクレイジーなインテル対ジェノア戦が行われた9カ月前だ。22日のサン・シーロで行われるのは、4月1日のそれと同じジェノア戦である。そのときから選手の数は減っているが、同監督は「多くの選手を起用できないが、それは興味ない。我々はインテルであり、この緊急事態の穴を埋めるだけのチームがある。言い訳はなしだ」と語った。

インテルでのデビューからほぼ9カ月。ストラマッチョーニ監督は「4、5年前のことのようだ。言い表せないほどの感動を覚えた。あの試合のことはずっと私の心に残るだろう。だが、これはまた別の試合だ。我々は勝つために正しい飢えを持たなければならない」と話している。試合について、同監督は次のように続けた。

「明日の試合をすごくリスペクトしている。我々にとっては重要な価値のある一戦だ。ジェノアは良い時期にないが、一つの試合ではどこが相手でも苦しめることが可能なんだよ。ナポリ戦での彼らは敗北に値しなかったし、おそらく同じメンバーでインテルに臨んでくるだろう。うまくやり、2位を保つことが重要だ。2位である状況には満足している。プロジェクトの最初を考えればね。だが、コメントは明日の試合後にしよう」

MFフレディ・グアリンの処分に対する異議は却下された。つまり、同選手はジェノア戦に出場できない。この決定を待って招集発表を遅らせたストラマッチョーニ監督は、次のようにグアリンが出場できることを願っていた。

「グアリンが最も好調で、明日の試合で起用したいのは否定できない。インテルの中盤はケガで6人の選手がいないんだ。グアリンが出場停止なら、その理由があるのだろう。だが、彼は私に暴言を吐いておらず、副審のところにもたどり着かなかったと断言した。最も好調な選手を失うかもしれないのはとても残念だ」

ストラマッチョーニ監督はユヴェントスのことを考えることを望んでいない。

「比較に興味はない。我々はコンスタントに結果を出そうとしている。去年のユーヴェはミランの後ろにいて、勝てないときでも負けていなかった。我々はまずコンスタントなパフォーマンスを求めている。種をまかなければ未来、そして結果はないからだ。後半戦を素晴らしくするために、2位で今年を終えたい。たくさんの選手たちも戻ってくるしね」

また、冬期休暇後について、同監督は「1月2日から再開するというのは、私が選んだことだ。南米組の移動も計算している。(ヴェスレイ・)スナイデルもいるか? もちろんだ。マーケットは全員にとって同じことだ」とコメントした。

そのスナイデルの夫人であるヨランテ・カバウさんは、オランダのテレビで「私たちはミラノを離れるところよ。1月の頭でしょうね。行き先? 家族にとって理想的なところよ」と話したという。だが、21日20時ごろ、『ツイッター』で「私たちの状況に関する質問の多いこと。私が知る限り、私たちはミラノを離れないわ」とつぶやいている。