中国大手検索サイト百度の掲示板にアニメの「NARUTO −ナルト−」を見て日本人って良いと思ったというスレッドが立てられた。スレ主のこの感想に対してさまざまな意見が寄せられた。

 もっとも多かったのが、アニメと現実は違うという意見だ。

・「アニメはアニメ、現実は現実だ。少年よ、目を覚ませ」・「二次元と三次元の区別がつかなくなっているな」・「現実とアニメは全く違うよ」

 また、スレ主と同じ言い方で同様な感想や逆に皮肉を言う人もいた。

・「クローズを見て、初めて日本人はいいなと思った」・「名探偵コナンを見て、日本人はすばらしいと思った」・「オレは抗日戦争映画を見て、某党は良いなって思った」・「スラムダンクを見て、中国バスケチームは日本のライバルにはなれないと思った」

 ほかには「ナルトを描いた作者はスゴイ人」、「ナルトには中国人が学ぶべき点が多く含まれている」と、作者や作品を称賛する声もあった。

 しかし、「経済的に許すならスレ主は、日本に1度行って真の日本人が一体どんな人たちなのかを見てみた方がいい。2次元の世界だけに酔いしれるのはやめよう」、「日本人とは関係ないだろ。どこにでも才能のある人はいる。日本のアニメは確かに人を敬服させるものがある」という冷静な意見もあった。(編集担当:畠山栄)