2010年Jリーグ勝ち点と人件費の関係
勝ち点と人件費の関連
東洋経済では、順位で効率のよい人件費の使い方を検証しているが、ここでは勝ち点に注目してみたい。同じお金を使っていかに勝ち点を稼ぐか、という順位です。
当然、順位のために戦っているのではあるが、勝ち点を稼いだ結果が順位であると考えると、考える価値はあるかと思います。
で、集計してみました。
赤い線が引いてありますが、この直線から上に遠いほど、人件費に対して効率よく勝ち点を獲得できているチームということになります。
勝ち点効率の順位(カッコ内はリーグ戦順位、プラスマイナスは勝ち点効率順位との差)
- C大阪(3)+2
- 名古屋(1)-1
- 新潟 (9)+5
- G大阪(2)-2
- 山形 (13)+8
- 清水 (6)0
- 広島 (7)0
- 横浜FM(8)0
- 鹿島 (4)-5
- 仙台 (14)+4
- 川崎F(5)-6
- 磐田 (11)+1
- 神戸 (15)+2
- FC東京(16)+2
- 大宮 (12)-3
- 浦和 (10)-6
- 湘南 (18)+1
- 京都 (17)-1
こう見ると、意外なほど順位どおりです。
正直、こういう結果になるとは思いませんでした。特に、名古屋やG大阪が効率の上位に来るとは思いませんでした。「名古屋は金権チームで、勝ち点を金で集めた」「G大阪は売ったお金で高い選手を集めてくる」というイメージがあったからですw
いくつかの躍進、低迷はありますが(後述)、概ね±2の範囲に入っていて、勝ち点という観点では各チーム、概ね妥当な投資がなされている感じを受けました。