カルロス・テベスのことは忘れろ――これが、負傷離脱したFWゴンサロ・イグアインの代役としてレアル・マドリー移籍の可能性が浮上したFWテベスに関するマンチェスター・シティの答えだ。まだ3年半の契約が残っているテベスについて、マンCはレアルに売却に出してないことを明確にした。一方で、レアルがストライカーを探しているなら、同じマンCのFWエマヌエル・アデバヨールの獲得を目指すことは可能だろう。彼はマーケットに出ているからだ。

一方、リヴァプールはアヤックスFWルイス・スアレスの獲得を望んでいる。キャプテンマークをはく奪されたスアレスは、アヤックスから移籍する一歩手前だ。トッテナムも同選手を非常に気に入っているが、スアレス本人が最初に選んでいるのはリヴァプールだという。だが、リヴァプールにはアヤックスが求めている2700万ポンド(約35億6000万円)を支払うつもりがない。それでも、英紙『デイリー・メール』によれば、両クラブの交渉はかなり進んだ段階に来ているそうだ。

なお、解任が確実と報じられていたウェスト・ハムのアブラム・グラント監督は、残留することとなった。マーティン・オニール監督が、グラント監督にとどめを刺すことを望まず、就任のオファーを拒否したから(おかげ)だ。『サン』によれば、そのグラント監督はチェルシー時代からよく知るリヴァプールMFジョー・コールの引き抜きを考えているとのこと。コールはケニー・ダルグリッシュ監督の下でポジション確保に苦しんでいる。