アキバ発 萌え系お土産"おでんカレー"

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秋葉原名物は数々あれど、ついに究極ともいうべき最強のコラボ商品が登場した。"おでんカレー"は、おでんの具を入れたカレーで、萌えるアキバ系には堪えられない美少女キャラクター"妹"をキャラクターにした商品だ。具には、大根、玉ねぎ、ちくわ、こんにゃく、牛すじ肉、うずら卵と、おでんの定番ともいうべきスターが集結した。
写真:アキバ発 萌え系お土産"おでんカレー"

■社長のヒラメキから商品化

"おでんカレー"は、どのような発想のもとに生まれたのだろうか。販売元である株式会社 大藤の広報担当者に伺ってみると、意外な応えが返ってきた。秋葉原土産として有名な"おでん缶"に絡ませた商材を探している中で、社長がたまたま昼食にカレーを食べたことから、カレーとおでんを組み合わせるという発想が浮かんだのが、商品開発のキッカケだったそうだ。

ところで、なぜ、"メイドさん"ではなく、"妹"なのだろうか?

"おでんカレー"の設定は、「カレーを作っている際、昨日の残り物のおでんを間違えてカレーの中にこぼしてしまった」というシチュエーションを想定。そんなシーンでも"ドジな妹"なら可愛らしさから許せてしまうという理由で決まったという。

■妹キャラの"おでんカレー"は甘い?

早速、"おでんカレー"を試食してみた。"おでんカレー"は、下記のいずれかの方法で調理すれば、すぐに食べられる。
1."おでんカレー"は、中袋の封を切らずにそのまま熱湯に入れ、5分感沸騰させる。
2.袋から出して深めの耐熱容器に中身を移し替え、ラップを掛けて加熱する。加熱の目安は、500Wで約2分、600Wで約1分30秒。
写真:"おでんカレー"の袋。いかにもレトルト食品らしい

さて、気になる味だが、普通のカレーとして十分に美味しく食べられる。ただ、"おでん"は、あくまでカレーの具と考えたほうが良さそうだ。昆布やちくわは、"おでん"の出汁の味もシッカリとしみているのだが、ほかの食材では、カレーの味が際立っていた。カレーの辛さを辛口・中辛・甘口の3段階に分けた場合、"おでんカレー"は甘口に入るだろう。
写真:"おでんカレー"を調理してみた
写真:大根、ちくわ、こんにゃく、うずら卵、昆布、牛すじ肉。玉ねぎは、とけてしまったのか、確認できなかった

"おでんカレー"は、"おでん"の味を損なわずに、カレーの風味を出さなければいけない難しい商品である。広報担当者によると、製品化するうえでとくに苦労した点は、常識外れな組み合わせのために、美味しいと思える味を出すのに5回ほど試作を重ねたそうだ。

■早くも爆発的なヒット!

"おでんカレー"は、4月25日から販売を開始したが、ゴールデンウィーク中に飛ぶように売れて、ゴールデンウィークが明けた週にはすぐに完売したそうだ。その後、増産を掛けたが、あまりに反響が高く、現在は店舗での在庫がごくわずかに残っているだけだそうだ。発売から1ヶ月しか経っていないが、すでに6,000個を販売している。

激辛や甘口といった第2弾の予定はあるのか? 広報担当者に伺ってみると、「今のところ予定はありませんが、ご要望があれば是非企画していきたいと思っております」とのコメントを頂いた。

ちなみに、今回の商品は、"アキバ発"のキャッチフレーズで販売しているお土産商品の第2弾となるもの。第1弾は、麻生太郎外務大臣をモチーフにしたキャラクターを描いたパッケージの"太郎ちゃんの牛乳カステラ"で、12月下旬より販売しているが、4月末までの5ヶ月間に3万1,668個を販売したというから驚きだ。単純計算では、"おでんカレー"は、カステラ以上にヒットする可能性を秘めているといえる。

"おでんカレー"は、"カステラ"を超えられるだろうか?

価格:500円
販売店:秋葉原ラオックスアソビットキャラシティ、ラオックスデューティーフリー、ラジオ会館"壽屋"、メルシー(秋葉原)、大阪日本橋 アニメイト

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株式会社 大藤

編集部:関口 哲司
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